私は社会人8年目の営業マンです。最近は会社でもMVPとして表彰されるほど営業成績が挙げられるようになってきました。
しかし、今までを振り返ると全く「鳴かず飛ばず」で、もちろん給料もよくなく、会社に貢献していると感じたことはほとんどありませんでした。
それはなぜかというと、「自分の価値」というものを自分自身がわかっていなかったのが原因だと考えています。つまり、自分もわからない自分の価値を会社やお客様に理解してもらうのは不可能だということです。
もしかするとこれを読んでいる方の中にも「自分の価値」がよくわかっていない人がいるかもしれません。今回は、私が自分の価値を高めるために意識している「たった3つの方法」を解説しています。
目次
ビジネスの世界で大事なこと
就職活動をするときには必ずと言っていいほど「過去の実績」についてを聞かれます。本来は「この会社に入って何ができるか」が重要なはずなのですが、過去の実績について聞かれます。
それはなぜかというと、これから何をできるかは過去の実績によってしか判断ができないからです。ですので、特に日本では学歴が重要視されるのです。が、私は「過去の実績」よりも「プロセス」に重きを置いてほしいと考えています
「過去の実績」はあくまでも「過去のもの」で「今の時代」に合うかどうかはわかりません。さらに結果が出るか出ないかは運にもよります。それよりは、その人の「行動・思考」の根本を知ることがこれからは重要視されていくと考えています。それが、あなたの価値として市場で評価される、いわゆる「個の時代」です。
ですので、今までに目立った実績がないとかそんなことは気にしないでください。これからビジネスの世界で重要なことは「自分の価値」を明確にしておくことです。
自分の価値とは何か
自分の考えを発信して相手がそれについて「考えたり」、「納得したり」して解決になればそれでもいいですし、具体的な能力によって課題解決をしてあげることもいいと思います。
とにかく人が困っているときに力になれればそれが価値だと考えています。つまり会社内であろうとクライアントであろうと、「この人には価値がある」と思わせることが重要です。
とはいっても、特殊なスキルもないし自分に「そんな価値がない」と思われるかもしれません。しかし、特殊なスキルがなくても自分の価値を高めることは可能です。では具体的に何を意識するべきかを見ていきましょう。
主体性を持つこと
なお組織には課題がつきものです。経営者はそういった課題を見つけて改善しようと取り組んでくれる人を評価したがるものです。
さらに言えば、主体性を持ち発信をすることは自信にもつながりますし、成長を早めてくれます。やがて組織の一部としてではなく、自分で組織を運営することや、独立することも視野に入ってくるでしょう。
継続すること
なお、継続することは「誰にでもできること」という点も重要です。この誰でもできることを「できる人が少ない」ので挑戦する価値があるのです。
信用をつくること
例えば私は、約2年間継続して8時に出社をしていました。過去形なのは、今は仕事の状況に応じて8時を過ぎることもあるからです。ただし、これを続けたおかげで時間を必ず守る人というイメージを社内(なぜか違う営業所の人にも)に与えることができています。
今は特に意識をしていないにもかかわらずです(一度ついたイメージは良くも悪くも簡単には変わらないのです)。人は「時間を守る人」=「信用できる」と感じるようで、これで社内では非常に動きやすい状況ができて感謝をしています。
こういった内容は一例ですが、うまく信用を積み重ねられる人が成功をしていく世の中になっていると感じています。
なお、まれに自ら信用を失う行為(文句ばっかり言う人、遅刻癖のある人など)をしている人を見かけますが、これは自分の価値を著しく落としているとしか思えません。単純なことですが、自分がされて嫌なことを相手にしないというのは信用を作る当たり前の手段です。
まとめ
もちろんプラスで独自スキルをつけられればこの社会では非常に強い人材であるといえます。しかし、誰もががそうなれるわけではないのが現状です。今回紹介した3点は意識だけで誰もができることだと考えています。
「現状に満足できていない方」、「自分を変えたいと感じている方」がいらっしゃいましたら、少しづつでもいいので日々の行動を変えていくことを意識してみましょう。