本業でオウンドメディアの立ち上げに挑戦をしています。
社内の説得が完了して、本格的に始動できるようになったので、
今回は社内をどのように説得したのか。
具体的にどのように進めていくかという部分を記事にします。
本記事のポイント
- オウンドメディアを社内で立ち上げるコツがわかる
- オウンドメディアの制作のコツがわかる
目次
社内を納得させるために
企業でオウンドメディアを立ち上げる際、場合によっては社内調整の必要があります。
オウンドメディアを立ち上げる際には、多少なりとも予算もかける必要がありますし、社員の労力を割くために協力と許可を得る必要もあるからです。
さらに、私の場合は会社から言われて行うわけではなく、自らの立案でメディアを立ち上げるので、会社にとってのメリットを理解してもらう必要があります。
戦略① 周りを巻き込む
企業のオウンドメディアとなると周囲の協力が不可欠です。私は旗振り役として設計を考えつつ周囲にメリットを伝え、協力者になってもらいました。
営業メンバーには「メディアがあることで営業活動が効率化できる」「成約率が上がること」を理解してもらう。
企画担当には、「自身の実績がしっかりと資産になる」ことを伝える。
その後、決済を行う事業部長に、意図とメリットを明示して納得をしてもらいました。
戦略② メリット、デメリットをまとめる
どういったメリットがあって、どういったデメリットがあるのか。そして、デメリットをなくすためにどうすればいいのかまでを考えて会社に提示しました。
私の例で言うと、企業にとってのデメリットは上述の通り、予算を割くことと、人的リソースも割かないといけないことです。
ですので、メリットに想定売上を設定して(本来それだけではないのですが)、わかりやすく費用対効果を明確にしました。
オウンドメディアは、やりきることができればメリットがデメリットを上回るものだと考えていますので、理解をされやすいように伝えるという部分だけ意識をしました。
これからおこなうこと
ということで、ここまでは個人だったら全く必要のない「会社を説得する」という、「準備」の「準備」という部分でした。そしてようやく本題の「制作準備」に入っていきます。
自分で作る
まず、今回の立ち上げ方法について簡単に説明しておきます。
基本的には、「WordPress」を使い自分でサイトを制作します。テーマは、オウンドメディアにあう有料テーマを購入してデザイン。
カテゴリはいくつか作ってコンバージョン(問合せ)への導線を作ります。
課題は、「WordPress」を使ったことがないという点です。
初めての経験なので少し不安もありますが、調査をすると色々な人が立ち上げ方を書いているので何とか進めていけそうです。
コンテンツは意外と充実
肝心の中身ですが、ここは企業としての強みかもしれません。既存の事業と並行して、親和性のあるオウンドメディアを立ち上げるのでコンテンツはある程度揃っています。
会社としての課題の一つが、それらをアーカイブできておらず、情報共有ができていなくて機会損失をしているという点でしたので、課題を解決しつつ、今までの実績をコンテンツとして活かせると考えています。
課題は、これから新しくコンテンツを作り続けていくこと。見る人に価値を与え続けないといけないということです。
ここはクリエイターとしての素質も問われる部分であり、私一人でできるものでもないと考えているので、社内外のつながりを十分に使いながら価値を作っていきたいと考えています。
事業理解を深める
上記のように「制作」と「更新」を考えているのですが、それ以前に私が取り掛かることがあります。それは、市場、顧客、競合の分析です。
私の場合は不動産業界に属しているのですが、不動産業界には、魅力的なオウンドメディアが多くあります。業界の中での立場によって作りは異なりますが、以下のサイトなどは非常に参考になります。
三井不動産レジデンシャル 三井でみつけて
ココロマチ( itot・ココロココ)
街の情報に特化した「インタビュー」や「イベント記事」が豊富なオウンドメディアです。「itot」が都心のエリア情報、「ココロココ」がWEBとリアルを組み合わせて、地方の活性化を促進するメディアとして存在しています。
リードの獲得、コンテンツ提供をしてのマネタイズ、採用まで行えるように導線が組まれており、メディア作りとして非常に参考になります。
こういった同業界に属するメディアを分析、参考にしつつ、そこにはない自分たちの独自性をメディアに出させることが重要だと考えています。
まとめ
本日はオウンドメディアを立ち上げるために「周りを巻き込む」「メリット・デメリットを明確にする」ことで会社を説得し、実際にメディアを「自分で立ち上げる」、また、「成功事例をベンチマーク」しながらも「独自性」を出すことを意識していくという点を記事にしました。
次回は、さらに具体的に制作をすすめていく部分について記事にしていきます。
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