日々の通勤にストレスを感じている方は多いと思います。
私もその一人ですが、これまでストレスをできるだけ感じずに通勤をするため試行錯誤をしてきました。
通勤のストレスをなくす方法としては、「通勤の必要な仕事をしない」、「そもそも通勤ラッシュになるような場所に住まない」などの方法がよく言われます。
しかし、それを実行できる人は多くないのが現実です。
そこで本記事では「会社員でも実践できる通勤のストレスを減らす方法」を私の経験もあわせて解説させていただきます。
本記事のポイント
- 通勤時間を早めること
- 通勤時の服装を変えること
- 通勤の方法を変えること
目次
通勤の時間を変える
最も有効な手段は通勤の時間を変えることだと断言できます。
事業者
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線名
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区間
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時間帯
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混雑率
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JR東日本
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山手線
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新大久保→新宿
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7:40~8:40
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158%
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中央線(快速)
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中野→新宿
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7:55~8:55
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182%
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総武線(各駅)
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錦糸町→両国
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7:34~8:34
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196%
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京浜東北線
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大井町→品川
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7:35~8:35
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185%
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東京メトロ
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東西線
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木場→門前仲町
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7:50~8:50
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199%
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千代田線
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町屋→西日暮里
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7:45~8:45
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179%
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半蔵門線
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渋谷→表参道
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8:00~9:00
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168%
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都営地下鉄
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大江戸線
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中井→東中野
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7:50~8:50
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159%
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東急電鉄
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田園都市線
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池尻大橋→渋谷
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7:50~8:50
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182%
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国土交通省発表の混雑率データによると、東京都内で通勤のラッシュといえば主に上記の路線があります。
時間帯別に見ると、7:30〜8:50ごろまでがラッシュの時間帯と言えますね。
簡単な方法としてはこの時間帯を回避すればいいということですが、その中でも「朝早くに通勤をする」のと「遅くに通勤をする」の2パターンがあります。
朝の通勤時間を早くする
まずは朝早くに出社することです。
通勤時間によって変わりますが、7時に家を出ればラッシュはほとんど回避できます。
7時に家を出るというと、おそらく今よりも1時間くらい出社が前倒しになるのではないかと思いますが、この1時間で回避できる日々のストレスは非常に大きいといえます。
始めは辛いかもしれませんが習慣にしてしまえば、それが通常になります。
朝の時間を早くすることで電車の混雑だけでなく、例えば、コンビニに寄る人はコンビニに並ぶ列を回避できますし、会社のエレベーターで並ぶ人はそれも回避できることになります。
普通の人と行動を変えるということはそのくらい有意義なことなのです。
遅く通勤をする
他方、遅くに通勤をするという場合ですが、これには勤務形態も関わってきます。
多くの場合9時始業が定時だと思いますので、その場合は選択肢に入らないか、勤務時間変更の依頼を会社に出す必要があります。
ですのでこの方法は、もともとフレックスが認められている会社に勤めているか、働き方に融通がきく会社に勤めている必要があり、誰にでも実践できる方法とは言えません。
そのうえ9時以降の出社というのは、そもそも始業が10時の会社やフレックスの会社、都内の学生、営業活動を始める会社員など多くの人が関わってきます。
このように勤務場所や時期など、条件によっては結局混雑しているという可能性もありますので、あまりオススメはできません。
通勤の服装を変える
続いての方法は「通勤時の服装を変える」ことです。
例えば、スーツでネクタイ着用で通勤をしている場合、夏場は通勤だけで汗だくになり、出社する前に疲れてしまう。なんて経験はないでしょうか。
しかし、現在は国もクールビズやスニーカー通勤などを推奨しており、スーツ着用、ネクタイ、革靴は必須。みたいなことは社会的になくなってきています。
もしあなたが「スーツを着ないといけない」「革靴を履いていないといけない」と考えているのであれば、それはただの思い込みである可能性が高いです。
私も少し前まではそういった考え方でしたが、現在ではスーツや革靴の着用はほとんどありません(コーディネートとして、着ていくことはありますが、スーツを強要されたことは一度もありません)。
営業としてお客様に会うこともありますが、指摘を受けたこともありませんし、それで仕事がなくなったということは一度もありません。
逆に通勤時のストレスが減っていますし、業務中も苦しい思いをせずに仕事に集中できて効率は上がっていると感じています。
実際にどんな服装で出社しているか
参考までにどんな服装で出社しているかもご紹介させていただきます。
私は、会社で作業するだけならTシャツでもパーカーでもジーパンでも良いと考えています。
ただし、営業の際は、夏場はシンプルなポロシャツ、冬場は無地かワンポイント入ったニットを多用しています。
パンツはシーズンを問わずチノパンが多く、足元はシンプルなデザインのスニーカーです。
シンプルで清潔感があることだけは意識をしていますが、このコーディネートで指摘を受けたことは一度もありません。
通勤の方法を変える
基本的には上述の「通勤時間を早くする」、「通勤の服装を変える」というのが取り組みやすく、それだけでも十分効果はあると考えています。
ただし、だめ押しでもう一点できるとすれば「通勤の方法を変えてしまう」ということです。
国土交通省発表の混雑率データにもある通りで、混雑する路線・区間というのは決まっています。
それは郊外や都市部から都心部に最短で通勤できる路線であるということです。
もちろん便利ですので、できればその路線を使うのが一番いいのですが、皆がその考えをするので混雑をしてしまうということになります。
ただし、朝の時間帯でも混雑率が低い区間というのはあります。
例えば、都営地下鉄の新宿線や浅草線は比較的狙い目かもしれません。
もし会社への通勤に別路線を組み入れて遠回りでも向かうことができるのであれば、乗り換えの手間はかかりますが、こういった路線を使うことを考えても良いのではないでしょうか。
まとめ
通勤のストレスをなくす方法は見つかりましたか?
私も日々通勤のストレスをなくすために試行錯誤をしてます。
しかし、現状では逆にいうとこれくらいしか対策を取れないのも事実です。
時間に気をつけていても、電車の遅延があれば結局混んでしまうこともあります。
ですのでどうしても通勤ストレスから解放されたいという場合は、根本的に働き方を見直して「フレックスで働く」、「フリーランスとして働く」など、他の人とは違う働き方を見つけることも考えないといけないでしょう。
本日は以上です。
ありがとうございました。