2010年に世界遺産に登録されたタンロン遺跡。ここでは旧時代の王朝から続いてきた歴史や様々な時代の様式が入り混じった建造物などをお手頃に楽しむことができます。ハノイ観光の際は是非立ち寄ってください。
目次
タンロン遺跡とは
タンロン遺跡は、21世紀になってから発見された遺跡群の一つで、1010年から1804年までベトナム王朝がここに都を置いたため、各時代の遺跡が重なっているのが特徴です。
また、タンロンは“昇龍”という意味もあり、かつてのハノイの地名でもあります。
アクセス
ハノイ旧市街から徒歩22分、ハノイ駅からだと徒歩16分の位置にあります。
ただし電車で移動することはあまりないと思いますので、徒歩以外では、Grabなどのタクシーを利用する方がいいでしょう。
また入口はベトナム軍事博物館側にありますので、徒歩の場合は間違って端門側から回らない方が良いでしょう。かなり遠くなってしまいますので。
開館時間
午前8:30~11:30、午後14:00~17:00(月曜日は休館)
入場料
3万ドン
世界遺産にしてはとても安いですね。
見どころ
それではタンロン遺跡の見どころです。タンロン遺跡は歴史を知り、建造物の雰囲気を感じながら歩くのがおススメです。
中は広く美術品の展示や建造物もたくさんありますので、個人的に良かった場所を4つ紹介させていただきます。
建造物
旧時代の建造物と西洋建築が入り混じる建物群に旧王朝時代からの続いた歴史を感じられます。これらの建物はこの遺跡の特徴的な部分でもありますのでじっくりと見ておきたいですね。
防空壕
少し雰囲気がかわるのが、戦時中の色が残った防空壕。中に入ると、戦争中の会議の雰囲気や建物の造り、備品などを感じることができます。
入口は映画に出てくるような生々しさもあります。
端門からの景色
タンロン遺跡見学のメインとなるのがこちらの端門、またその上から見える景色は奥にフラッグタワーも捉えることができます。
実はフラッグタワーはタンロン遺跡内からは向かうことができないためこのくらいの位置から見るしかありません。
外周から見ることはできますので、中の見学が終わったら回ってみるのも良いと思います。
敬天殿の龍の階段
王城の時代から残る構造物として外せないのが敬天殿の龍の階段です。修繕は何度かされているようですが、当時のものとして残っているものは遺跡内にもほとんど無いようですので、しっかりと見ておいた方が良いでしょう。
まとめ
タンロン遺跡は、歴史的に貴重な世界遺産ではありますが、入場料が安く、観光客もあまりいないのが特徴です(近くのホーチミン廟は朝から大行列です)。
注目はあまりされていないようですが、個人的には好きな場所でもありました。
今後値上がりや人気のスポットになっていくことも考えられますので今のうちに楽しんでおいた方が良いかもしれません。
旅のお供
シューズ
旅行の際は何といっても歩きやすさが重要です。私のお気に入りはこちらのシューズ、長時間の歩きも、雨の日も活躍してくれます。
一眼レフカメラ
今回の写真はすべてこちらで撮影しています。初心者向けのカメラですが、持ち運びもしやすく旅行に持っていくには最適です。
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本日は以上です。
ありがとうございました。